真矢ミキ、認知症だった母との向き合い方を語る「そういう母が楽しいじゃん」 | RBB TODAY

真矢ミキ、認知症だった母との向き合い方を語る「そういう母が楽しいじゃん」

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 真矢ミキが、7日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演。亡き最愛の母との思い出を振り返る一幕があった。


 昨年10月、母が逝去。阿川佐和子から「お母様の介護も随分なさったんですって?」と聞かれると、真矢は「介護と言ってもプロの方にお任せする機会も多かった」と述懐。

 母は、真矢がMCを務めていた『ビビット』(同系)はよく見てくれていたというが、「途中から認知の割合が多くなってきた」そう。だが真矢は、「私だって50でいろんなこと忘れるんだから、そりゃあるよね」と症状の進行について割り切っていたとも語った。

 ただし「私が誰か分からなくなった瞬間があったときは辛かった」と告げ、パニックのあまりその時のことをブログに書いたという。その内容は、「今日、母が私を忘れていた。今年で米寿を迎える母 私は敢えて認知症なんて言葉は使いたくない だけど今夜は一人 ただ、どこまでも歩きたかった」といったものだったが、「箇条書きにするとちょっと(気持ちが)収まった」とも。

 2人で行った場所など、さまざまな記憶が次第に薄れていく母に最初はカリカリしていた真矢だったが、「そういう母が楽しいじゃんとか思って」と考えを改めることができたという。そして、「なんかもう、その時間があったってことがいいんだな」と思えたという。

  母は時々、真矢のことを「ヒューストンに暮らしている叔母のハルコ」と認識することも多かったそうだが、真矢は「役者の勉強として今日ハルコでいようか」とハルコになりきり、「『ハローハロー』なんて言っちゃって、いろんな役やっちゃって」と吐露。阿川が「さすが役者さん」と感心すると、「うん、楽しかったですね」と笑っていた。

《杉山実》

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