小学校時代は内気だったという、りんごちゃん。だがクラスで披露した武田鉄矢のモノマネが大うけしたことで人生が大きく変わったという。芸人になった後も武田のマネをしており、「(一度)『金八先生』に出たかった」と願望を明かした。
そこで番組ではその夢をかなえるべく、りんごちゃんの主演で『金八先生』で展開した3つの名シーンを再現。1つは荒川土手を歩くオープニング、2つ目は15歳の中学生・浅井雪乃(杉田かおる)が妊娠・出産する衝撃の回「十五歳の母」、3つ目は、手のつけられない不良少年・加藤優(直江喜一)と松浦悟(沖田浩之)が警察に連行された「腐ったミカンの方程式」。
オープニングの再現では、同じ荒川土手を、武田が着ていたようなグレーの背広に赤のネクタイ、そして肩掛けのカバンで歩いた、りんごちゃん。武田の声マネをすると同時に、第2シリーズの主題歌『人として』を武田の声マネで挑戦し、BGMで流した。
「十五歳の母」のシーンでは、全シリーズに登場した大森巡査役の鈴木正幸、さらには雪乃を演じた杉田かおるも、当時の役のままで登場。ドラマに花を添えた。
さらに続けて「腐ったミカンの方程式」へ。話題を呼んだ金八の「われわれは、ミカンや機械を作っているんじゃないんです」という名ゼリフの「ミカン」の部分を、「リンゴ」に変えて言う場面も。
りんごちゃんは撮影後、「小さい頃からの夢がかないました」と喜んでいたが、そんな熱演にSNS上では「懐かしい」「最高」「また見たくなった」といっ声が。さらに豪華なゲストや再現にも「すごい手が込んでるのに面白すぎる」などのコメントも寄せられていた。