同ドラマは、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本 照円(まつもと しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ(1月17日夜10時からスタート)。
同作の役作りのために2年間伸ばした髪を切り、般若心経を覚えるなど約3カ月かけて準備してきたという伊藤。丸刈りヘアについては「スッキリしましたね。楽な髪型が好きなので、坊主は気に入っています」とにこやかにコメント。続けて「僧侶役ということで般若心経を覚えることに非常に苦労して、ジムのお風呂でよくお経を唱えていたら、ジムの人が『市川海老蔵さんがジムでお経を唱えている……』って言いだして。(同ドラマの)情報解禁されてからは、伊藤がお経を読んでいたっていうことでおさまりがついたんですけど、その間、不気味がられた市川海老蔵さんに謝りたいです」とエピソードを披露して、笑いを誘った。
優秀な救急医役の中谷は、「実際の心臓のバイパス手術をムロさんと穂香ちゃんと一緒に見学したんですけど、動脈からドクドクとあふれる血液は、すごく鮮やかな赤で……。そのときに感じた感動とか、生命の神秘に触れた感覚を、常に大事に演じたいなと思います」とコメント。また「医療ドラマは生と死を扱う重厚なドラマになりがちですが、(同作は)人間ドラマがとても軽妙で、クスッと笑えるようなシーンがたくさん散りばめられているのが魅力です」とアピールした。
ひたむきに働く若手心臓外科医・児嶋役の松本は、「私は初めてのお医者さん役で、それに加えて左利きという設定があるので、そこをすごく意識しています。22年間、右手で生きてきたので左手でご飯を食べてみたりしています」と努力を明かし、「すてきな先輩達に囲まれて、もっと児嶋を生きて、いいドラマにできたらなと思います」と意気込みを語った。