同作は、『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督や、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーらが制作陣に名を連ねたほか、映画、音楽、ダンスなど、多彩なジャンルから選び抜かれたキャスト陣がズラリ。それぞれ、個性豊かな猫たちを演じる。日本語吹替え版では、主人公ヴィクトリア役を女優の葵わかな、マンカストラップ役を俳優の山崎育三郎、グリザベラ役を歌手の高橋あず美、バストファージョーンズ役をお笑い芸人のロバート・秋山竜次、ミストフェリーズ役を森崎ウィン、スキンブルシャンクス役を俳優・ダンサーの大貫勇輔、ラム・タム・タガー役をOfficial髭男dism・藤原聡、そしてオールドデュトロノミー役を女優の大竹しのぶが務めている。
公開に先駆けて、22日に行われたジャパンプレミアには、主人公ヴィクトリアを演じた、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルダンサーのフランチェスカ・ヘイワード、トム・フーパー監督が登壇。日本語キャスト陣との対面も果たした。ステージ上で、フランチェスカは「何度も日本に来ているんですが、いつも温かく迎えてくれて…この作品を届けられて嬉しいです!」と喜び。葵は同作について「役者の方も、日本語吹替え版もハイレベルのキャストが集まっているので、ぜひ楽しんでほしいです」と呼びかけた。
さらに、大竹は「吹替えするにあたって、ワンカット、ワンカットに尊敬の念を抱いて…少しでもその素晴らしさを皆さんに届けられるよう頑張りました。でも、オリジナルも素晴らしいので、両方観てほしいんですよね」と戸惑いながら「日本語吹替え版をみて、オリジナル版をみて、最後にまた日本語吹替え版を観てほしい!(笑)」など、作品の出来栄えに自信。
ほか、楽しみにしている日本のファンに向けて、フランチェスカは「一見楽しいミュージカルですが、深いテーマやメッセージが込められている作品です。愛、救い、人生の再生など…たくさん詰まっているので、ぜひ注目してください!」と見どころを語っていた。映画『キャッツ』は、本日1月24日より全国公開。