大学生時代、落研に入っていた志らくはバスの添乗員のバイトも経験。「何か話したりするとウケるのわかってた」「でも、バスがドライブインについたらピーって(誘導しなきゃならない)。でもそんなことしたくない。喋ってお客さんを笑わせたかったわけだから……。面倒くさいなーと思って、ピーピー吹いてたら中から「ギャー」っていう客の声が聞こえて……見たら後輪がガケから落ちそうになっていた」と振り返った。結局その出来事でクビになったという。
また、ヒーローショーのアルバイトも。本当は司会をやりたくてショーのバイトを申し込んだが、「するって~と」「5人の正義の味方がそう言いやした」など落語口調になってしまいひどく怒られたという。司会がダメだから、ある時は、中に入ってくれ(ヒーローをやってくれ)と言われたという。志らくによると「メインの赤は訓練を受けた人。ほか(イエローとかグリーンあたり)は、遊園地だとダメなんだけれどもデパートの屋上とかスーパーだと、何もできなくてもいい」。「私が一番華奢だったから、お前入れ、って言われて……」女の子が急病の時はピンクになったこともある。「女っぽくしなきゃいけないから、突き飛ばされると芸者のような恰好になったりして…」。それでまた怒られたという。