外出先でもiPhoneでテレビ視聴可能!ワイヤレスワンセグチューナーを使ってみた | RBB TODAY

外出先でもiPhoneでテレビ視聴可能!ワイヤレスワンセグチューナーを使ってみた

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外出先でもiPhoneでテレビ視聴可能!ワイヤレスワンセグチューナーを使ってみた
外出先でもiPhoneでテレビ視聴可能!ワイヤレスワンセグチューナーを使ってみた 全 8 枚
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 外出先でテレビ番組を“ライブ”で見たいという声は、いつの時代も多いと思う。最近のスマートフォンはiPhoneを筆頭に、非搭載の機種も多い。今回は、そんなお悩みを解決するアイテム「ワイヤレスワンセグチューナー」をチェックしてみた。


 今回試したのは、サンワサプライのワイヤレスワンセグチューナーで、デバイス環境はiOS端末、つまりiPhone。



 まず、チューナー自体は超小型。いわゆる“手のひらサイズ”で、重さはほとんど感じない。



 同梱されているアンテナは、持ち運びに便利な「ロッドアンテナ」と、自宅などに据え置きやすい「スタンドアンテナ」の2種類が付く。充電方式はマイクロUSBだが、ケーブルなどはつかないので、自身で準備する必要がある。同商品で最大の特徴は“ワイヤレス”という部分。iPhoneにケーブルで接続することなく、Wi-Fi接続が可能だ。

 使い方だが、まずはスマートフォンとワイヤレス接続をするための準備として、専用アプリ「Air DTV WiFi」をダウンロードする必要がある。App Storeのアプリ説明には、対応デバイスにiPhone 6 Plusなど、旧モデルの名称が並んでいるが、筆者のiPhone 11 Proでも画面サイズ等、特に問題なく開くことができた。

 接続方法はiPhoneの設定アプリから、Wi-Fiを選択。「iDTV~」をタップして、説明書に記載のパスワードを入力すればOK。特段難しいことはない。あとは、チューナー側にアンテナを刺せば準備万端だ。



 まずは、チューナー本体にロッドアンテナを刺して使ってみた。アプリを開いてチャンネルを“スキャン”すると、結構時間がかかったものの、ABCテレビ、テレビ大阪、NHKの3局が選択可能に(※筆者は大阪在住)。ちょっと寂しかったので、その後に場所をいろいろ置き直して試してみたが、どこでもスキャン結果は変わらなかった。



 アンテナの種類が変わればスキャン結果が変わるのかと思い、スタンドアンテナもつけてみた。こちらも、窓際では先と同じ3局しか入らなかったのに、玄関に置いてみると、なんと5局入った。ちなみに、追加で入ったのは読売テレビとカンテレ(関西テレビ)。地域や環境、さらには方角等によって、スキャン結果は変動するようだ。

 Wi-Fi方式での接続ということで、アンテナを置く場所とスマートフォンは離れていても大丈夫。筆者は玄関にアンテナを置き、扉2枚を隔てたリビングでアプリを起動してみたが、特に問題なく視聴できた。ワイヤレスの利点、ここにありといった感じか。気になる画質は、可もなく不可もなくという印象。バラエティーやニュース番組を見る分には不満はないが、スポーツ中継を見るときはスピーディな動きに解像度がついていかず、一体何が起きているのか分かりづらい場面もあった。



 ちなみに、同商品は録画も可能。使い方はアプリからワンタップなので分かりやすいし使い勝手も良い。録画をすると、1時間あたり約1.2GBものメモリを消費するということで、人によっては容量の心配をしてしまいそうだが、矢印で示したとおり、設定から保存容量の最大量を設定できるので、ある程度制限しておくと良いだろう。録画したコンテンツを異なるデバイスで視聴しようと試みたが、あくまでアプリ内への保存のため、持ち出しはできない模様。

 本体が手のひらサイズなので、すぐに充電が切れるかと思いきや、意外とそうでもなく......筆者が本稿を仕上げるまでの約1.5時間ほどは、問題なく駆動していた。ちなみに、公式サイトによればバッテリーは最大3.5時間持つそう。通勤などで持ち歩いても帰りに視聴できない、なんてことは少ないだろう。

 おそらく、外出先以外でも、寝室で寝る前にちょっとテレビが見たいという方や、お風呂にテレビを見ながら浸かりたいという方、キッチンなどで料理中にテレビが見たいという方にも需要がありそうなサンワサプライ「ワイヤレスワンセグチューナー」だが、通販サイト「サンワダイレクト」にて税込9,680円にて販売中だ。やっぱりテレビはライブに限るという方、一度チェックしてみては?

※協力:サンワサプライ

《KT》

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