上白石萌歌、舞台「ゲルニカ」主演決定!演出家・栗山民也と初タッグ | RBB TODAY

上白石萌歌、舞台「ゲルニカ」主演決定!演出家・栗山民也と初タッグ

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 女優の上白石萌歌が、今年9月より上演される舞台「ゲルニカ」にて主演を務めることが発表された。


 同舞台は、2018年読売演劇大賞および最優秀演出家賞に輝いた演出家の栗山民也と、2018年紀伊國屋演劇賞個人賞受賞、鶴屋南北戯曲賞など数々の賞を受賞した劇作家・長田育恵がタッグを組んだ新作。栗山民也が、スペイン内戦時のゲルニカ無差別爆撃を描いた画家パブロ・ピカソの「ゲルニカ」と出会って以来20年以上、あたためてきた構想をもとに、長田育恵がゲルニカに生きる人々の人間ドラマにフォーカスして物語を紡いでいく。

 そんな同舞台で上白石が演じるのは、ゲルニカの貴族の家に生まれ、閉ざされた世界にいた少女・サラ。今年20歳を迎えた彼女にとって、栗山演出作品に登場するのは初のこと。裕福な少女が、スペイン内戦により目覚め、一人の女性として成長し、そして命の果てる瞬間まで精いっぱい生きぬく難役に挑む。

 上白石は今回の決定について「役者としての夢の1つであった栗山さんの舞台にこんなにも早く出演させていただけることを心から嬉しく思います」と喜び。「パブロ・ピカソが描いた『ゲルニカ』は悲痛な叫び声がいくつも聞こえてくるような、身震いするほどの恐怖を感じる絵。この一枚から浮かび上がるあの日のゲルニカの人たちの想い、祈りとはどのようなものだったのか。必死に受け取りながら演じたいです」と意気込んでいる。

 舞台「ゲルニカ」は、2020年9月にPARCO劇場(東京)にて上演。10月より京都、新潟、豊橋、北九州にて公演予定。

《KT》

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