もともと兄弟でコンビを組んだキッカケは、昴生の妻から「亜生と組み!」と言われたことに始まるという。当時はまだ結婚しておらず、鳴かず飛ばずだったたという昴生。「お金がなかったので、(兄弟2人とも)嫁に食べさせてもらった」と振り返った。
当時はネイリストをしていたという昴生の妻。名前はマミちゃんというのだとか。すると亜生は「僕らだけじゃないですよ、お兄ちゃんの同期の人も食べさせてもらっていた」と回顧。マミちゃんにボーナスが入ると、昴生が同期の芸人たちに「おい、マミちゃんにお金入ったぞ!」と号令をかけ、全員食事をごちそうさせてもらっていたという。
昴生とマミちゃんはその頃、六畳の部屋に住んでいたが、マミちゃんは「早くコンビ組み!」と、亜生をわざわざ実家から呼び寄せて、3人で暮らし始めたという。当然、家賃もマミちゃんが負担。ちなみに就寝時もベッドに3人で寝ていたそう。
そんな面倒見の良いマミちゃんに加藤浩次も「いい子!」と絶賛。また昴生は「『M-1』のネタとかもマミちゃんが『これや!』と言っていたネタをやってました」と述懐すると、加藤から「お前ら、ミキじゃなくてマミにしろ」とコンビ改名を勧められていた。