同作は、デスメタルバンドのボーカルをしている女子大生・七瀬(広瀬)が、「2日だけ死んじゃう薬」を飲み“仮死状態”となってしまった父親(堤)を救うべく奮闘するハートフルコメディ。
同作でコメディに初挑戦した広瀬は、「この環境の中、初日を迎えることができて幸せです。少しでも早く、日本中に笑顔や笑いが届いたらいいなと思う気持ちでいっぱいです。楽しんでもらいたいです」と新型コロナウイルスの影響に配慮しながら、アピール。
作品の内容にちなみ、「死んでしまいたいと思うほど、恥ずかしかったことは?」と聞かれると、「小学生の頃、二つ上にカッコいいみんなの憧れの方がいて、ある時、私がすごい廊下で走っていたら、顔面から転んじゃったんです。その時にその子が出てきて『うわっ』て言われたのが、すごく恥ずかしくて……。私は鼻血も出ていて、髪もこんなに(ボサボサに)なっていたので、体調が悪くて倒れたふりをしたことがあります」と学生時代のエピソードを披露。「死んだふりをちょっとだけしましたね」とちゃめっ気たっぷりに、笑顔で話した。
吉沢は、同作で俳優のでんでんを“羽交い絞め”にしたシーンの撮影時をふり返り、「でんでんさんの力がすごすぎて、僕が引きずられていたので、これはヤバいなと思って、思いっきりガッて(でんでんを)締めた時に、すごい勢いでオナラが出ちゃって。それが『プッ』みたいな可愛いやつ(音)じゃなくて、バイクのコールを切ってるみたいな『ブンーッ』ていう爆裂音みたいなオナラが出て、すごい恥ずかしかったです」とイケメンらしからぬ失態を告白して、笑わせた。
また、劇中のライブシーンで、デスメタル女子役の広瀬が日々の不満を“シャウト”していることにちなみ、不満を叫ぶと吸収してくれる!?という魔法の“シャウト壺”が登場する場面も。広瀬は「日頃、不満に思っていること」として、その壺に「勝手にキャベツにソースをかけるんじゃねえ!」と絶叫。その理由について「ソース派なんですよ。勝手にかけられてることが結構多いというか、から揚げのレモンとかも、バーッて勝手に上にかけられるのはなんでなんだろう、好みじゃないんだよって。そういうのが許せないって思っちゃう」と不満を告白していた。