写真集の撮影は写真家としても活躍する俳優の安藤政信＆市原隼人、そして三浦貴大の3人が担当。板垣を3人の俳優がそれぞれの視点から撮影を行なった。安藤は、草木や海、森など自然豊かなロケーションと作りこんだスタジオセットで撮影を行い、ユニセックス衣装などによって幻想的な雰囲気の板垣を撮影。市原は身近なロケーションとカジュアルな衣装で10代の少年らしい等身大の板垣を撮影した。三浦は鹿児島・屋久島ロケに安藤と共に参加し、同じロケ場所ながら安藤とはまた違う少し大人びた表情の板垣を撮影している。
今回公開されたのは、安藤撮影の通常版表紙、市原撮影のLoppi・HMV限定カバー版表紙、写真集から三浦撮影のカット。安藤撮影の写真はジェンダーレスな顔立ちが強調された1枚で、市原撮影の写真は安藤とは対照的に年相応の少年らしいたたずまいが魅力。三浦撮影の写真はモノクロのカットで板垣の2つの表情が1ページに収められている。また、合わせて撮影中の様子を収めたオフショットも公開となった。
写真集の発売決定に板垣は「自分には勿体ないほど素敵な表現者である御三方の力を遠慮なくお借りし、輝かしく儚い感情を瓶詰めにしたような一冊に仕上げていただきました。そんな素晴らしい作品をお届けできることが本当に嬉しいです。皆さまをはじめとしたこの作品に携わっていただいた全ての方々に、この場を借りてお礼申し上げます」と喜びのコメント寄せた。
撮影を担当した3人は「演じる孤独、快楽、刹那、一瞬の相愛、それを写真にしました。そして、今後も僕らは続くでしょう。それも写真にしていきます」（安藤）、「唯一無二の繊細な心を持つ李光人に逢えて嬉しかった。希望しか無い彼が新たな時代を作っていく未来が楽しみです」（市原）、「これはまだ板垣李光人のほんの一部分でしかない。シャッターを切るたび、そんなことを思った。彼を撮影出来たこと、そして素晴らしい写真家と同じフィールドに立てたことを誇りに思う」（三浦）とそれぞれコメントを寄せた。
