これに対し、MCの和田アキ子も「みんな口に出しては言えないけど、それどころじゃないと、のど元まで出かかっていると思う」と語った。
ただ、北村教授は「通常開催は無理だが、たとえば無観客であれば、ひょっとしたら開催できるかもしれない。あるいはワクチンやアビガンのようないい治療薬ができれば、限定的にはなると思うが実行できないものではない」との考えを示した。また、「日本だけ良ければ実施できるというものではない」と指摘した。
さらに北村教授は、5月6日までとされている緊急事態宣言について、「5月6日に全国一律に解除されることも0%です。あり得ません」と断言。解除の要件として「一つはどれぐらい皆さんが自粛を頑張るか。二つ目は感染者の減り具合。それから医療機関に余裕がある状況」を挙げ、「この三つが全部そろわないと解除は難しいので、5月6日の解除は難しい」との見通しを示した。