新型コロナウイルス、人々のインターネット視聴行動をどう変えた? | RBB TODAY

新型コロナウイルス、人々のインターネット視聴行動をどう変えた?

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新型コロナウイルス、人々のインターネット視聴行動をどう変えた?
新型コロナウイルス、人々のインターネット視聴行動をどう変えた? 全 4 枚
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 ビデオリサーチインタラクティブは、新型コロナウイルスによるインターネットの自宅内視聴状況の影響について、インターネット視聴データサービス「Web Report」をもとにまとめた結果を発表した。


 「Web Report」は、各家庭でPCを使ってインターネットを利用するユーザー約12,000名を対象に調査したもの。

 これによれば、今年1月6日以降の各週、インターネット利用状況は拡大傾向にあり、推定利用者数は、緊急事態宣言が7都府県に発令された4月6日週でのべ2,500万人を超え、それ以降も拡大。ゴールデンウィーク期間が含まれる5月4日週では、のべ2,700万人台に達した。



 さらに、一人あたりの平均滞在時間も増加傾向にあり、5月4日週では5時間20分に。直近10週間で最も少なかった3月23日週を1時間ほど上回る結果となった。



 時間帯で見ると、 日中のPCでのインターネット視聴行動が増加傾向にあることも見えてきた。4月6日から5月10日までの5週間の動きを、昨年同期間と比較すると、今年は日中10時から17時台でのアクセスが活発な傾向にあり、逆に21時~深夜1時台では低調となっている。



 ほか、行政機関サイトやマスク関連サイトなどへのアクセスが増加しており、4月6日からの5週間と、その前の5週間のウェブサイト推定訪問者数を比較すると、内閣府が運営する「マイナポータル」や行政機関サイト、「シャープ」「nunocoto fabric」など、マスクに関連したサイトなどの増加率が高くなった。新型コロナウイルスが人々の生活スタイルに大きな変化をもたらしていることが、インターネットの通信状況からも明らかとなっている。

《KT》

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