4月、相方の一人である黒沢かずこが新型コロナウイルスに感染したことが判明した。黒沢から「陽性」という判定の電話を受けた大島は驚きながら、夫である放送作家・鈴木おさむに連絡。すると夫も驚きつつ、「すぐ帰って、家にいて」とすぐさま指示。
だが大島はこの時点ですでにパニックに。「仕事場で会った方もいる。あの人と喋っちゃった。どうしよう、どうしよう」と、感染者の“濃厚接触者”となったことに激しく動揺。だが、PCR検査を受ける流れにはならず、今も受けていないと語った。
この後、黒沢と会った日から2週間の「観察期間」に入った大島。だがこの「観察期間」は「外に出てはいけない」という強制力はなく、スーパーに買い物に行くこともできるのだという。
しかし大島は「(自分も感染していて)もし誰かに(うつしてしまったら)」と考えて、2週間一歩も外に出ないことを決めたという。ちなみに、その時の生活を撮影した映像には、家族と離れて一人食事する大島の姿が映っていた。
また大島は4歳長男との接し方として、子どもに「濃厚接触者」と言っても決して理解できないので「風邪をひいてるから、抱っこもあまりできない」と伝えていたという。
2週間後、ようやく家から出た大島。久しぶりに外の空気を吸いながら郵便受けを開けると、そこに小さな花束が入っていたという。それは、近くの住人の方からのプレゼントで、添えられた手紙には、2週間という自宅待機に対するねぎらいを意味する「おめでとうございます」と書かれた文字が。大島はそれを読み、住民の方の優しさに心打たれたと同時に、「安心した」と語っていた。