綾野と星野は、2017年10月期に放送された『コウノドリ』(同系)以来3年ぶりの共演。また、主題歌『感電』を歌う米津玄師、脚本を手がける野木亜紀子、演出を務める塚原あゆ子らは、『アンナチュラル』(同系)と同じタッグとなる。
第1話。警視庁刑事部に「第4機動捜査隊」が新設された。“機捜”は各担当地域を24時間体制で密行し、事件発生時にはいち早く現場に急行して初動捜査にあたる部署。
ここに配属されたのは、元捜査一課の刑事で、後ろ暗い過去を持つ志摩一未(星野)。彼と組むことになったのは、候補段階で落としたはずだった、奥多摩で交番勤務をしていた伊吹藍(綾野)だった。
「俺は自分のことを正義だと思ってるやつが一番嫌いだ」と言い捨てる志摩と、聞き込みした内容は書かなくても覚えられると豪語し、さらに銭形警部や『あぶない刑事』に憧れて銃を撃つことを夢見る伊吹。2人は何かと対立していきながらも、徐々にコンビネーションを見せていく。
だがこの後、彼らが乗る404号車が事件に巻き込まれ、豪快な運転テクニックによる大追跡劇をスタートさせる。近年のドラマにはめったにない迫力のカーチェイスの結末は……。また、さまざまな事件が絡み合うストーリー展開、『あぶない刑事』(日本テレビ系)のオマージュを思わせる2文字のサブタイトルなど見どころ満載の同作。
SNS上は「こういうのが見たかったんだ!!」「令和版あぶない刑事」「今の時代にあんなカーアクションが見られるとは」などと興奮の嵐が吹き荒れた。
また米津がドラマのために書き下ろした新曲『感電』はエンディングで初お披露目された。これには「曲名の通り身体中に電流走った」「やっぱり米津さん…あなたは天才です」「最高以外の言葉が見つからない」と絶賛の声が寄せられていた。
次回の『MIU404』第2話は7月3日放送。加々見崇(松下洸平)はハウスクリーニング会社で真面目に働く、仲間思いの優しい男だったが、殺人事件の凶器を持って逃げていたことが明るみになる。