同作は、デビュー小説にして25万部突破のベストセラーに。写真集やビジネス書などの強力タイトルを抑え「平成世代に売れた本1位」(2019年、日販WIN+)に輝くなど、若い世代に人気を誇った。すでに台湾、韓国など海外でも翻訳版が発売中。このほど、中国語簡体字版での発売も決まった。
現地でのタイトルは『四重星』。同タイトルについて高山は、「『四重星』というタイトルの訳が凄く好きです!高校生活やアイドル文化については日本から見た描き方をしていますが、星の美しさは世界共通だと思うので少しでも共感していただけたら嬉しいです!」とコメントを寄せている。
また、中国の発売元である広州天聞角川動漫は、「心底から何かを愛する者・好きなことに専念する者・夢の為に一生懸命に頑張る者、そんな人達は、必ず輝いている。将来に戸惑いを感じるなら、ぜひ『トラペジウム』を読んでみてください。きっと初心のために努力した日々の喜びや感動を思い出すだろう」と同作について伝えている。