同11日、イギリス王室に対する暴露本『Finding Freedom』(自由を探して)が出版された。ここにはヘンリー王子とメーガン妃の2人が、イギリス王室離脱を決めた背景がリアルに書かれているという。例えば去年、エリザベス女王によるクリスマス恒例のスピーチの際、テーブルに飾られている家族写真の中に、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻の写真だけなかったことなどがつづられている。
本の著者は、夫妻に近しい王室ジャーナリストで、2人のインタビューをもとに書いたとされている。ただしヘンリー王子夫妻はこの本については関与していないというコメントを出している。
この暴露本について聞かれたハリーは、「ヘンリー王子に目を覚ましていただきたいと思っています」とキッパリ。また「エリザベス女王は現在94歳で70年近く国を守ってきたわけじゃないですか。ちょっと、おばあちゃんのことをそっとしてあげほしい」とも願った。
さらに「イギリスは今、コロナやEU離脱など、いろいろ大変なことがある」と述べた上で、そんな中での夫妻の“反乱”について、「こんな茶番どういうこっちゃ、今じゃないでしょというのがイギリス国民の気持ちだと感じています」と、国民感情を代弁。当初は温かい目でみられていたメーガン妃についても「随分と情勢が逆転してしまった」と嘆いていた。