この日、同番組では累計30万部のコミックエッセイ『やめてみた。』について紹介された。本の中では、炊飯器をやめて土鍋にするなどライフスタイルを変えることで新たな価値観が生まれたと綴られている。
これについてミッツは「私は人間らしい暮らしからどれぐらい遠ざけられるかというところで生きている」と主張。「炊飯器をやめて土鍋にした」という作者に対しても「より良い人間らしい暮らしに帰着しようという煩悩がある」と指摘し、自らは「家で炊かないと決めた」と、12年前に炊飯器は捨てたと語った。
続けてミッツは「マネキン人形20体と暮らしている」と切り出し、「なるべく、自分がそっちにいかないかなあと思いながら暮らしているが、やっぱりまだまだ人間なんですね」と、マネキンへの変身願望を吐露。
エンディング。改めて坂上忍が、そのマネキン生活について尋ねると、ミッツは「子どものころからの夢だった」とマネキン人形に囲まれて生活するのが夢だったと回答。「(そのマネキンは)食卓にも座ってる」というと、ヒロミは「お前、すごいな」と感心。
坂上もア然としながら、「まさか話しかけたりしていないよね?」と質問すると、ミッツは「声には出していないが、通信みたいなのはしているのかも」と答えた。
ヒロミからの「夜中たまに動いたりしないの?」という質問に対しては、「それを願っている」とも。そして、「私が、いつかこういうふうに(マネキン人形に)なっていたら、ごめんなさいね」と詫びると、もはやついていけない坂上は「はい、どうもありがとうございました」と強制的に締めくくっていた。