三澤さんは、ガラスの表面をカットすることで美しい模様を浮かび上がらせる江戸切子の職人。彼女が手掛けたグラスは、ミシュラン名店や一流ホテルなどで重宝されている。彼女が働く堀口切子は、グッドデザイン賞など、数多くの賞を受賞した名店。親方の堀口徹さんは、三澤さんについて「色の組み合わせにやられた。今までの江戸切子になかったし、正直、自分の中にもなかった」と期待する。
昨年、三澤さんは自身のブランド「SENA MISAWA」を立ち上げたが、「毎日が挫折と成功の連続」だという。職人の数が減少するなど、江戸切子は、徐々に衰退しつつあるが、三澤さんは「自分自身が江戸切子に人生を豊かにしてもらった。恩返しをしていきたい」と語る。そんな三澤さんのセブンルールとは?