大正、昭和、平成、そして令和と4つの時代を駆け抜けた漫才師・内海桂子さん。しかし、その生きざまは決して順風満帆ではなく、貧しい生い立ちにはじまり、いじめで自殺を考えた日々、シングルマザーとしての苦労を抱えた時期など、波瀾万丈の人生を過ごしてきた。
同書では「人生は七転び八起き。転んだら起きればいいんです。人は死ぬ気になれば、だいたいのことはできるはずだし、下り坂があるから、また上れるんです。下りっぱなしなんてことはないんです。今日がダメでも明日がある。関東大震災も戦争も生き延びてきた私が言うんだから、間違いありません」など、内海さんが七転八倒の人生から得た教訓や知恵が収録されている。
挿画は、お笑い芸人で漫画家のカラテカ矢部太郎が担当。内海さんの日常を描いたイラストは26点。弟子であるナイツや夫・成田常也との微笑ましいエピソードを描いたイラストも掲載されている。『人生は七転び八起き』(飛鳥新社)は、9月10日発売。