本作は、不慮の事故で視力と家族を失いないながらも、明るく生きる明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)が織りなすラブストーリー。
吉高は、盲目のヒロインを演じるにあたり、自宅の周りで視覚障がい者用の「白杖」をついて歩く練習をしていたとのこと。「杖を使いこなせるようになりたいなと。(目が)見えているんですけど、周りの方は見えていないと思って道を譲ってくれました」と述懐した。キックボクサーを演じた横浜は、役作りのために約1か月で10キロ体重を増やす過酷なトレーニングを敢行。三木監督は「最初と比べて腹筋や背筋が見違えていた」と、その肉体美に太鼓判を押した。
明日9月16日は、横浜24歳の誕生日。サプライズで誕生日ケーキが登場し、リモート中継で参加した全国のファンから祝福されると、横浜は「めちゃくちゃうれしいです。こんな幸せなことはないですよ」と喜びを露わにした。
オンラインでファンとの交流を図る中で「好みのタイプ」の話題に。ファンの一人が「何考えているかわからない人が好き」と言うと、吉高は「え~、面倒くさい!わかりやすいほうが良いよ~(笑)」と思わず本音を漏らした。さらに、横浜が「大人しい子に惹かれる」と言うと、吉高は「私は圏外でしたね(笑)」と苦笑い。しかし横浜は、最近占いをしてもらった際に「明るくて元気な子のほうが合う」と言われたようで、「今まで明るい子は恋愛対象として見ていなかったのですが、これを機に僕も視野を広げてみようと思いました」と語っていた。
映画『きみの瞳(め)が問いかけている』は10月15日(木)に先行上映、10月23日(金)に全国ロードショー予定。