合併前の旧東京第一銀行が、進政党・箕部幹事長(柄本明)に融資した20億円の謎を探るべく、自宅謹慎中にも関わらず極秘調査を続けていた半沢。そのヒントは、箕部の根回しで再び国税庁へ異動させられてしまった金融庁の黒崎(片岡愛之助)の去り際の一言「伊勢志摩ステート」にあった。
箕部の錬金術を見抜いた半沢は、箕部とつながっていた債権担当常務・紀本(段田安則)をさらに追及。紀本はついに不正を認めるも、箕部に巨額の金が渡ったことを示す証拠書類は、大和田取締役(香川照之)を通じて、中野渡頭取(北大路欣也)へ、そして箕部本人の手に戻っていた。
半沢は、資料を今すぐ公表し、本来あるべき正しい銀行の姿勢を示すよう中野渡に迫るも、彼から「帝国航空の担当を外れてもらう。出て行きなさい」と命じられ、さらには大和田から土下座を強制させられる。
そしてこの後流れた予告では、中野渡から「君に辞令を伝える」と言われた半沢が、机に「退職願」を差し出し、「辞めさせていただきます」と告げるシーンが。これを見た視聴者からは「半沢、辞めないで!!」「辞めないでください」と、「辞めないで」コールが巻き起こった。
さらには「半沢直樹さん、東京中央銀行を 辞められたら、うちに来て下さい」「うちの会社にも半沢が欲しい」「半沢直樹、お前、うちの会社に来ないか? うちの会社の不正も暴いてみないか?」とスカウトするユーザーもいた。次週最終回SPは、27日夜9時から15分拡大で放送。