『おかんのために』は、原因不明の病を抱えながら、甲子園での優勝を夢見る息子を支えるシングルマザーの愛情あふれる物語。岡田は、前原真弓(長谷川)が働く整体院の常連客・中島政二役を演じる。岡田のドラマ出演は『浅見光彦シリーズ・風のなかの櫻香』(2016年/TBS)以来、4年ぶりのこと。また、主演の長谷川とは今作が初共演。
2人は、従業員と客の立場とはいえ、働きづめの真弓を心配して気遣いの言葉をかけたり、漫談のような会話で笑い合ったりする間柄。真弓の息子が高校野球の強豪校・大阪桐蔭高等学校に入学してからは、もっぱらその話題に。時に真弓が知らない情報も把握しているほど、熱心に応援している。ひょうきんで人情味あふれる“おせっかいおじさん”中島の人柄を、岡田はどのように表現するのか。
また、母に感謝していながらも素直になれない息子・前原光司役を、6歳で俳優の活動を開始してからさまざまな作品に出演する山崎が、誰よりも母に寄り添う明るい娘・前原聖子を、第8回「東宝シンデレラ」グランプリ受賞後、多方面で活躍する福本がそれぞれ演じる。
岡田は、同作について「“大阪愛”“野球愛”、そして“親子愛”。いろんな“愛”がつまっていますわ!」と解説。自身の演じる役柄については「まさに等身大です」と語っている他、4年ぶりのドラマ出演については「俳優さん、ドラマスタッフさんへのリスペクト!」とコメント。視聴者に向けては、「アドリブが少々入っておりますので、それはどこか探してください!」と呼びかけている。