動画の中で児嶋は、主人公の半沢直樹を演じる堺雅人との撮影について「堺さんとのシーンは7~8回(撮影)やって、僕が笠松っていう役なんですけども、一回カットがかからない時間があったんですよ」とし、「そしたら堺さんが、あの半沢直樹の顔のまま、笠原さん」といじってきて、「いや、笠松だよ」という遊びがあったことを報告。
さらに、香川照之(大和田取締役)と半沢(堺)とのシーン撮影については、「これがめちゃくちゃ緊張するの。しかもまあまあ近い距離なの」と当時の心境を回顧。先の堺とのシーンが昼間にあったことから、撮影時、香川から「台本見たけど、昼間のシーン大丈夫だったの?」といういじりがあり、「大丈夫だったわ!」というやりとりがあったとも。さらに、たたみかけるように香川から「この後も大丈夫だろうね?」と念を押され、さらに堺も空気を読んで「え~大丈夫かなあ」などといじってきたことから、かなりのプレッシャーを感じたことも明かした。
また、江口のりこ演じた白井議員の新事務所に入っていくシーンについては、「すごくいいシーンですよね」としみじみ。「(かっこいいシーンだけど)こういう芝居もまた難しいんですよね」とし、その理由について「コントみたいにやっていいんだったらいいんだけど、そうはいかない。半沢の世界観でやらなきゃいけないし、かと言って、歌舞伎役者さんたちみたいに、あんな濃いことは僕は出来ませんので、いかに自然な範疇でやるかってことですよね」とした。
さらに、児嶋は、「最後、どうなるか、僕、知らないんですよ」と報告。これについて、児嶋の台本は、先の新事務所訪問のシーンで終わっていたそうで、「情報漏えいしないために、セリフがある人しか渡されてないんですよ」とし、「だから最初びっくりしたの、ここで終わってるから、え、俺で終わるの?と思って」と勘違いしてしまったことを明かしている。