芦田愛菜、関西弁で舞台挨拶「楽しんでってや~」
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本作は、芦田6年ぶりの実写主演映画。怪しげな宗教を信奉する両親(永瀬、原田知世)のもとで育てられ、いつしか自分を取り巻く世界に疑問を抱くようになる中学三年生の少女・ちひろを演じる。
舞台挨拶の模様は、全国10都市19会場に向けて生中継された。芦田は兵庫県西宮市出身。司会者から中継を観ている地元のファンへ向けて関西弁でのメッセージを求められると、「今日は天気も悪いのに映画館に来てくださってめっちゃうれしいです。楽しんでってや~」と挨拶し、「照れくさかったです」とはにかんだ。
公開初日を迎え、芦田は「まずは今日、無事に皆さんにお届けできたことがうれしいです」と万感の思い。劇場に集まった観客を前に、永瀬は「皆さんと対面するということが初めてなので、感慨深いです」としみじみ。また、メガホンを取った大森立嗣監督は「みんなで作ってきたものがやっと公開になることで、誇らしさと緊張が相まっています」と心境を語った。
役作りについて、芦田は「こういうふうに演じて欲しいと監督からは言われませんでした。ちひろになるためのヒントをいただき、監督と一緒にちひろを作り上げていきました」と述べ、「心の揺れや多面的な部分を表現したいと考え、決意や悩み、悲しみなど本音の部分が見せられるような演技が出来たら良いと思っていました」と説明した。
登壇者には「信じること」がテーマの本作にちなんで、「ずっと信じていたのに間違っていたこと、勘違いだったこと」というお題が振られた。
芦田は「猫の可愛さ」と書いたフリップボードを掲げ、「一緒に生活してみたら思っていたよりも可愛くて毎日癒されています。膝の上にこそ乗ってくれないのですが、近くにいてくれて可愛くて愛おしいです」と”猫愛”を熱弁した。
さらに、本作のタイトルアートである刺繍画を手掛けたアーティスト・清川あさみが登場し、芦田に原画がプレゼントされるサプライズも。芦田は「ええ、すごい!」と感激。「はじめて見た時にすごく引き込まれました。刺繍という繊細なものがちひろの繊細な心にリンクしているような気がしていました」と言い、「大事に飾らせていただきます」と満面の笑みを浮かべていた。
《こじへい》
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