『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、10月30日より台湾でも公開され、初日から3日間の興行収入が1.17億台湾ドル(約4.3億円)、累計動員数約47万人を記録したことが分かった。これは、台湾におけるアニメ映画の初動興行収入歴代1位。
同作は、2019年に放送が開始されたテレビアニメ「鬼滅の刃」の続編。同年9・10月に放送された最終話で、主人公の竈門炭治郎とその仲間たちが、“無限列車”に乗り込むシーンで“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じた。今作は、その無限列車を舞台に、炭治郎たちの新たなる任務が描かれている。
日本でも人気を集める同作。これまで、台湾では『アナと雪の女王2』が、台湾の歴代アニメ映画興行収入1位(累計興行収入3億4,392万台湾ドル)となっており、その初動成績が1億230万台湾ドル(約3.76億円)(※木曜~日曜の4日間)であったことから、今作も今後の記録が期待される。
また、台湾における一部映画館では初日に57回という驚異的な回数を上映されるなど作品への注目度は高く、公開直前に開催された「鬼滅の刃」マラソンイベントには約1万人の参加者が集まるなど、日本に劣らず台湾においても注目を集めている。