写真家・篠山紀信が、8日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にVTR出演。宮崎美子のデビュー秘話を明かした。
芸能生活40周年を記念して来月12月に発売予定の宮崎のカレンダー。61歳とは思えないプロポーションのビキニ姿の写真が話題を呼んでいるが、この撮影を手がけているのが篠山。
彼は40年前、彼女の芸能界デビューのきっかけとなった『週刊朝日』の表紙写真を担当。そもそもこの表紙は、全国の女子大生をモデルにするというシリーズ企画だったが、その選考会議で篠山は1枚の応募写真に目を奪われる。それが、宮崎が写っていたスナップ写真。とりたてて笑顔ではないものの、信頼した相手にしか向けないような絶妙な表情を浮かべている。実はこれは、当時の交際男性が撮ったものだったという。
これを見た時の印象について篠山は「いいんだよ、2人の関係が。愛がありますよ、すごく」と、写真から伝わる空気について解説。さらに「彼氏が勝ちだね。彼氏は自分の愛だけで撮る」としながら、「負けますよね、やっぱりそれは」と、敗北感を味わったと振り返った。
このあと、フットボールアワー後藤輝基が、宮崎に改めてその時の応募写真について質問。「(当時の)彼が撮った?」と聞くと、彼女は「そうです、そうです」と認めながら、応募するためにわざわざ撮ったものではなく「たまたま手元にあったもの」と告白。
東野幸治が「それに気づく篠山紀信っていう……」と割って入ると、宮崎も「そうなんです、そこが凄いんです」と答えた。また彼女は40年ぶりのビキニ姿について「(篠山さんは)私の気づかない、私のいいところをどんどん探してくださった」と感謝。後藤から「ビキニで撮ってるのも楽しくなってきた?」と聞かれると、「そこなんです。そこが(篠山)マジックね」と感心していた。