片手だけで操作可能なサイズが最大の魅力
5.4インチディスプレイを備えた端末は、手が小さめでも無理なく片手で持てるサイズ。右手で持った状態で、最も遠い左上のアイコンをタップすることも可能だ。

エッジ部分は他のiPhone 12シリーズと同様の角張ったデザイン。この形状も相まってホールド感は非常に高い。

iPhone 12 mini、12 Pro、12 Pro MAXの3モデルを持ち比べてみた(iPhone 12は12 Proと同サイズのため割愛)。mini以外のモデルは、画面上部のアイコンをタップしようとしたときにバランスが崩れるなどして片手だけで操作を完結するのは厳しい。

一方で、持ちやすさとトレードオフとなる部分もある。ディスプレイサイズはiPhone 12 miniが5.4インチ、12/12 Proが6.1インチ、12 Pro MAXが6.7インチだが、画面が小さくなればそのぶん表示できる情報量も少なくなる。

ちなみに過去モデルと比較すると、iPhone 5Sや初代SEの端末を縦横ともにやや大きくした程度のサイズとなる。7年前の5Sと並べてみると、端末サイズは同程度ながらディスプレイがかなり大型化していることに進化を実感する。
