勝地によれば、それは彼女が20歳ぐらいのとき。「反抗期で事務所の人の言うことを聞かない時期があった」のだとか。広瀬本人もこのことについて、「事務所に呼び出されて、マネージャーが(かかってきた)電話を取りに行った瞬間に事務所から逃げ出した」と語った。
すると、事務所の社長から勝地のもとに「(広瀬は)私たちのいうことを聞いてくれない」という電話があったという。マネージャーも女性ばかりだったため、「男の先輩である勝地が最後の砦だ。説教してやってくれ」と懇願されたそう。
“社長命令”ということで事務所で彼女と面会した勝地は、「仕事があるのは事務所のおかけだし、言うことを聞かないとダメだよ」と強めに叱ったという。ところが、広瀬はふてくされた態度で「はーい」と気のない返事。
そこで接し方を変えた勝地は、「気持ちは分かる。俺も反抗していた時期もあった」と寄り添うようにアドバイス。すると広瀬は心を開いたのか、勝地の目を見て「はい」ときちんと返事をするようになったという。
「(俺の言葉が)響いているな」と思っていた勝地だったが、広瀬はただ窓ガラスに映っている自分を見ながら前髪を直していただけだったことが判明。だが勝地はそのことに気づいても注意せず、「まっ、いっか」と許してしまったそう。この話を改めて聞かされた広瀬は「ほんとすみません。ほんとごめんなさい」と勝地に謝罪していた。