2017年、北村匠海とのダブル主演で『君の膵臓をたべたい』に臨んだ浜辺。同作は通称“キミスイ”と呼ばれ、大ヒット。翌年の「第41回日本アカデミー賞」では優秀作品賞と優秀脚本賞、さらに浜辺と北村も新人俳優賞を受賞した。
この日、小倉智昭との対談で、“キミスイ”のヒットに触れた浜辺は「焦ってはいました」と一言。「たくさんの方に見ていただいた」としながら、「ああいう役のイメージで、これからいっちゃうんじゃうないか。あれが一番になっちゃうんじゃないか、みたいな焦りとか…」と吐露。
そして、「あれで一発だけになってしまわないように次に何をしなければいけないんだろうとずっと考えていた」と振り返った。
2011年、「第7回東宝シンデレラオーディション」のニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入りした浜辺。ちなみにグランプリは上白石萌歌が輝き、また審査員特別賞には山崎紘菜もいる。浜辺は「同期の子たちが優秀だった」としながら、「その中で私は劣等生だった。この仕事でずっといけるのかなと不安だった」と、デビュー当時を思い返していた。