上沼恵美子が、21日放送のラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で、『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)の審査員秘話を明かした。
2007年から審査員を務めている上沼。今大会のオープニングでは「最後の審査だと思って意気込んでいます」と語り、話題を集めた。またこの時、同じく審査員のオール巨人は、運営側から審査員の続投を涙ながらに説得されたと明かしていた。
この日上沼は、審査員席に座ることについて「すみませんけど、去年で“いっぱいいっぱいです”と言った」と、運営サイドに断りの返事を入れていたと回顧。ところがその後、「私の場合は、“貢ぎ物”が4回来たんですよ」と、どんな物なのかは明かさなかったものの、何かしらの品が届いたと告白。
その上で、上沼は「がんじがらめというんですか、こういうのって」と、断るに断れない状況にあるとしながら、「(プレゼントを)持ってきてくれた愛情、気持ちに対して、ありがたくいただいた」と言及。ただし「4つとも私が嫌いなものでした」と笑わせた。
また上沼は今大会について「楽しかった」と振り返りながら、「ある意味、目玉という人がなかった」と解説。さらに「ちょっと番狂わせになりましたよね」と切り出すと、「例えばアキナ、見取り図は優勝候補だったんじゃないのかなと思うんです、内輪では」としながら、「全部だめでしたでしょ」ときっぱり。
さらに「番組的に盛り上がってないのでは?と思っていた」とも述べ、「今、変えられてるわ『鬼滅の刃』に」と、裏のフジテレビ系でほぼ同時刻に放送されていた話題沸騰中のアニメに、チャンネルを変えられていると思っていたことを明かしていた。