坂上忍が、6日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、明日発令する緊急事態宣言をめぐる政府と専門家の意見の相違について語った。
おととい4日、菅義偉首相は今回発令する緊急事態宣言について言及。その際、コロナの感染源を「大部分は飲食の関係することだろうと、専門委員の方が言っております」と述べ、飲食店を中心に限定的に対策を行うと表明した。
これを受けた形で政府分科会の尾身茂会長は昨日夜、急きょ会見を開き、「飲食店が(時短営業を)やることは重要だが、ここだけをやるということでは今回の感染は下火に、鎮静化することはできない」と発言。緊急事態宣言で感染を収束させることはできないと述べた。
この食い違いについて坂上は「ここ(緊急事態宣言の発令)に行きつくまでは侃々諤々があっていいと思う」としながら、「(明日)出すわけだからそこで意見の相違ってどうなんだろうって思ってしまう」と持論。
さらに「総理は総理で『専門家の先生たちは、そうおっしゃってるので』と専門家を引き合いに出して言ってるのに、一番身近な専門家の人が『それじゃ下火になりません』って言っている」と、その矛盾を指摘。カンニング竹山隆範は「いつも思うけど、“裏”の専門家がいるんですか?」とあきれていた。