六角精児、朝ドラ『おちょやん』に大阪文化の源流見る | RBB TODAY

六角精児、朝ドラ『おちょやん』に大阪文化の源流見る

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六角精児
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 NHK朝ドラ『おちょやん』に出演の六角精児が出演。鶴亀撮影所の所長、片金平八(通称カタキン所長)を演じている。今回、六角が自身の役柄と大阪撮影について語った。

――今回『おちょやん』に出演することが決まったときのお気持ちは?

“朝ドラ”は、ちょこちょこと出させていただいていますが、『カーネーション』以来のNHK大阪での撮影で、非常に楽しくやらせていただきました。大阪は食べ物がおいしいので、自分でぶらぶら歩きながらお店をさがして、何かおいしいものを見つけたりするのも楽しいですし、大阪に行くのが楽しみでした。

――ご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)は?演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点は?

とにかくインパクトの強い人で、こういうキャラクターは、ありそうでなかなかないので、本当に楽しくやれました。アバンギャルドという言い方もできるとても個性的な役で、きっとみなさんに愛されていたんだろうなというイメージで演じました。片金はジンクスを重視していますが、僕も昔はいいことがあった時と同じ道を歩くようにして、そこが工事中だったりすると「なんで通れないんだ」って文句を言ったりしていました(笑)。しかし最近は、安全な道ばかりではなく、失敗してもいいから違う道を行くことで何か新しい発見があるほうが楽しいんじゃないかと、あえてジンクスというものを考えないようにしている、というジンクスがあります(笑)。

――収録に参加されてみて、現場の印象は?

僕は6歳までしか関西にいなかったんですけれども、家で使っていたのが関西のことばだったので、大阪のスタッフのみなさんから話しかけられたり、会話を聞いていると、やっぱり安心しますね。

――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

上方芸能の大正から昭和にかけての、おかしさや悲しさ、悲喜こもごもが本当によく出ている物語だと思います。生活の大変さや悲しさから垣間見えるおかしさやおもしろさというのが今も大阪に引き継がれていて、そういった大阪文化の源流というのが、『おちょやん』の見どころだと思います。

《RBB TODAY》

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