明日11日公開の映画『ファーストラヴ』より、主演・北川景子と芳根京子が面会室で初対峙するシーンが解禁された。
同作は、アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の小説『ファーストラヴ』の実写化作。主演を務めるのは、北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師・真壁由紀を演じる。さらに由紀の義理の弟で、由紀と共に、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉役に中村倫也。父親殺しの容疑者・聖山環菜役には芳根京子。そして由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞役に窪塚洋介。その他、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀らの出演が決まっている。
解禁されたのは、挑発的な発言で世間を騒がせる容疑者・聖山環菜(芳根)に、公認心理師・真壁由紀(北川)が初めて面会に訪れるシーンの本編映像。環菜に歩み寄ろうと「わかっておいて欲しいのは、私はあなたの味方だってこと」と語りかけるものの、共に事件を追う弁護士・庵野迦葉(中村)の名前を出した途端に俯いていた環菜が急に饒舌になり、由紀を困惑させるかのように畳みかける。夫・真壁我聞(窪塚)の弟でもある迦葉との複雑な関係性を指摘され、少し困惑した表情をにじませる由紀。感情の起伏が激しく、供述が二転三転し本心が見えない環菜に翻弄されつつも、由紀は公認心理師として彼女の心を開き真実を紐解けるのか?
北川は、同作を象徴する舞台のひとつである面会室で、芳根と向き合った撮影を「環菜が芳根さんでよかったなと心から思っています。面会室のシーンではお芝居じゃない感情があふれてきて、役と自分の境目が曖昧になる時間でした」とコメント。一方の芳根も、「いざ由紀さんの前に立つと毎回同じタイミングで心が震えるんです。それは北川さんのおかげだし、1人だったら絶対できないお芝居でした」と振り返っている。
映画『ファーストラヴ』は、2月11日全国公開。