血液のがん「悪性リンパ腫」の治療を経て復帰したフリーアナウンサーの笠井信輔が25日、ブログを更新。がんで亡くなった柔道家・古賀稔彦さんを偲んだ。
笠井アナは「バルセロナオリンピック柔道金メダリストの古賀稔彦さんの突然の訃報……本当に驚きました」「53歳という若さで……」と驚き、古賀さんが母親に「がん」であることを隠していた事実に、「私にはよくわかります 私も両親に『がん』と言う病名を伝えることには勇気がいりましたし、『ステージ4』という診断については、退院するまで隠していました 親より先に天に召されていく古賀さんの無念は、痛いほどわかります そしてお母様の悲しみも……です」と理解を示した。
続けて笠井アナは古賀さんの訃報によってがんの脅威をあらためて感じている人々に向けて「いろいろながんがあって、いろいろなタイプがあって、いろいろな患者さんがいる」と説明した上で、「それぞれが、それぞれにあきらめない 耐えるべきところは耐え、笑うとこは笑って、それぞれの難局を乗り越えていく」ことが重要とつづった。
最後は「古賀さんもきっと、強く、凛々しく、自分らしく 全力で生きられたのだと思います 自分らしく、生き抜いていらしたのだと……古賀さんのご冥福を心からお祈り申し上げます」と結んだ。