倖田來未が、7日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。セクシー路線に転向するキッカケを語った。
2000年、18歳のときに歌手デビューを果たした倖田。活動当初は「(人を)感動させられる音楽がしたい。バラードがちゃんと歌えるアーティストになりたい」と思っていたという。だが、「どれがピンとくるのか、よく自分でも分からなかった」と、迷いながら歌っていたという。
ここで占い師の星ひとみが「2004年に“決断”という時期に入ってくる」と鑑定。この年に倖田が発売したシングルは『Crazy 4 U』。同曲はセクシーなファッションで、ヒールで踊るというものだったという。この路線変更の裏には、他のアーティストと同じことをやっても勝てないという判断から、「セクシーなファッションをすることによって、とにかく“見てもらおう”」という狙いがあったそう。
すると倖田は、「その後に『Crazy 4 U』を聴いてくれた庵野(秀明)監督から『キューティーハニー』を歌ってくれという声をいただいた」と告白。同曲は、同じく2004年に公開された同名の実写映画の主題歌に採用。倖田の名を一躍知らしめた。
ちなみに、この曲で着る過激な衣装を見たときは「うわっ、すごい服が来た」と思ったという倖田。また、世間の声として、そんな露出が高いファッションに少なからず非難の声もあったそうだが、「これで辞めたら倖田來未じゃない」と、何とか耐え忍んでいたと語っていた。
ちなみに下積み時代は「手取り6万円か7万円だった」という倖田。携帯代を払っただけでお金がなくなってしまったことから、会社に出向いてマネージャーに食べさせてもらっていたこともあったと話していた。