フィギュアスケート最強国を決める『フィギュアスケート・世界国別対抗戦』のショートプログラムが、15日テレビ朝日系で放送。羽生結弦が2位につけた。
2年に一度行われる国別対抗戦。合わせて8人でチームを組み、4種目の総合成績で競う。初日となる今夜はショートプログラム。直前に滑った宇野昌磨が転倒するなど苦戦を強いられた中でリンクにあがった羽生は、冒頭の4回転サルコウで美しく着氷。4回転トウループ・3回転トウループも鮮やかに決めた。
続くフライングキャメルスピンも余裕でこなすと、トリプルアクセルへ。高さは抜群だった一方バランスは崩したが、なんとかこらえる形で着氷させた。最後は観客からの拍手に対し、ピースサインをして応えた。
得点は国際スケート連盟(ISU)公認大会では今季自己ベストとなる107.12点で2位。1位はネーサン・チェンの109.65点だった。また宇野は77.46点の9位でショートを終えた。団体戦の成績としては日本は参加した全6か国中、ロシア、米国に次ぐ3位につけている。