EXIT兼近大樹が、21日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、吉本興業を辞めようとしていた過去を明かした。
この日、さらば青春の光・森田哲矢が「2年ぐらい前、りんたろー。が俺のところに来て、小声で『森田さん、独立ってどうやるんですか?』と聞いてきたことがあった」と驚きの暴露。“さらば”の2人は8年前に松竹芸能を退所し、個人事務所を開いている。
現在、吉本芸人の退所・独立が相次いでいる中での話に、見取り図・盛山晋太郎は「こんな時期に!?」と衝撃を受け、明石家さんまも退所を“家出”と表現しつつ「また家出!?」とビックリ。
独立説の真相について、りんたろー。は「あの時期(2年前)、自分たちの要望がうまく通らなかった」と切り出すと、「兼近が『りんたろー。さん、(吉本を)出ましょう』と言ってきた」と明かした。
その上で、りんたろー。は兼近の訴えに「(独立に伴う)メリット・デメリットを調べてくるから待ってろ」と彼をなだめつつ、森田に相談を持ち掛けたと述べた。
続けて兼近が説明。「2年前、ちょうど我々が出だした時期だった」としながら、「出だすと(周囲が)優しくしてくれると思った」と告白。だが仕事現場の移動手段はすべて電車だったばかりか、スケジュールも余裕がないため遅刻もしていたと語った。
一方で兼近は「(売れ始めたら)吉本は『ゴリ押ししてくれる』と聞いていた」と期待していたものの、まったくプッシュしてくれなかったそう。彼は「『こんなヒドい扱いされるんだったら俺は出る!』と暴れ始め、マネージャーさんにも『辞めます!』(と宣言した)」と話した。
そんな経緯があった上での、りんたろー。からの相談に森田は「俺らは松竹芸能だったから(独立後も)まだ何とかなってるけど、お前らは辞めたらあかん!」と言ったと述べた。
盛山から「今はもう(独立を)考えてないの?」と聞かれると、りんたろー。は「そうですね。いろんなことを聞いて、やっぱり吉本で夢かなえたいんで」と答えると、兼近も「まったく考えてない」とキッパリ。だが、さんまが「来週、岡本(吉本・岡本昭彦社長)と会うんで話しとこか」と言うと、2人は慌てていた。