竹野内豊が、28日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演。“芸能界で一番ビビった人”を明かした。
松岡昌宏から投げかけられたこの質問に「樹木希林さん」と答えた竹野内。2011年の主演映画『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』で共演したとのことだが、そんな希林さんが同作で演じたのは占い師だったという。そして、その助手が、片桐はいりだった。
本来であれば希林さんは、手元のヌイグルミをいじりながら、かなりの長ゼリフを言うパートがあったという。だが竹野内はそのときの印象として、「希林さんはセリフをおそらく覚えてきていない気がした」という。
するとリハーサル時、希林さんは片桐に向かって、「ここのセリフは私が言うよりも、あなたが言ったほうがいい」「あなたが言ったほうが絶対面白い。あなたがセリフを言って、私はずっとこのお人形をこういうふうにやってるから」とムチャぶりしてきたのだとか。
片桐に台本を持たせながら一度読ませた希林さんは「ほらね?面白いでしょ?」と念押し。1時間の休憩後に本番を迎えることになったのだが、片桐はその間、必死に長セリフを暗記していたそう。
竹野内はそこまで振り返った上で、「結果的には希林さんがおっしゃってたように、台本以上に面白いシーンになった」と回顧。松岡昌宏は「希林さんもすごいし、はいりさんもすごい」と感心していた。