私立恵比寿中学(エビ中)の全国ツアー『私立恵比寿中学Best at the moment series「6Voices」』のファイナル公演が30日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された。
新型コロナの影響で、エビ中が全国ツアーを開催したのは実に約1年半ぶり。この日のライブは前半はMCを挟まずにパフォーマンスを連続で披露。そして、初めてゆっくり語ったパートでは柏木ひなたが6月に東京、名古屋、大阪でコンセプトライブを開催することを発表した。その後、そのままメンバーがあいさつしライブが終了、と思いきや袖でエビ中らしさ全開の寸劇がスタート。アンコールがわりにサプライズで「サドンデス」を披露し、会場を盛り上げた。
そして、今回のツアー恒例となった最後のメンバーあいさつでは休養中の安本彩花からの手紙が、柏木によって代読された。メンバーやファンへの思いをつづったその文章を読み進めていくうちに、ほかのメンバーも思わず涙を見せ、会場の多くのファンの涙を誘った。
最後は星名美怜が涙ながらに約4年間この6人で活動できたことに対する感謝の言葉を述べると、会場全体も感動の空気に包まれ、ツアーは幕を閉じた。
エビ中は、今年元旦に約7年ぶりの新メンバーを決めるオーディション「もっと、もっと、もっと、エビ中!」の開催を発表し、先日24日に最終合宿による審査を終了。約7000人から選ばれた新メンバーが、いよいよ5月5日のメジャーデビュー9周年ライブでお披露目される。