坂上忍、首相の五輪要請「休まれてる看護師もいる」発言にあきれ顔 医療関係者も苦言 | RBB TODAY

坂上忍、首相の五輪要請「休まれてる看護師もいる」発言にあきれ顔 医療関係者も苦言

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坂上忍【撮影:椿山】
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 坂上忍が、3日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、菅義偉首相の発言についてコメントした。


 菅首相は先月30日、オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が看護協会に看護師500人の派遣を要請した件について触れ、「看護協会の中で現在、休まれている方もたくさんいると聞いていますので、そうしたことは可能だと思っています」と言及した。

 同首相の指摘する“休まれている”というのは、諸事情で休職、もしくは辞めている看護師のことを指すようだが、これについて坂上は、「『聞いていますので』というように、“又聞き”で言うような人のことは、僕は聞けない」と、耳を傾けられないとあきれた。

 感染症内科医で、国際医療福祉大学主任教授の松本哲哉も「それぞれの看護師さんは介護や育児など、それぞれの理由があって休んでいる」と解説。その上で、「いきなり協力を要請されて『手伝います』ということは実際は難しい」と訴えた。

 そしてコロナの対応で医療従事者が足りない中、「本来であれば、この看護師500人は、医療に振り分けられるべき」と主張。続けて「オリンピックはそのあとで、というのが本来の筋」「このタイミングで、オリンピックで500人というのは唐突で、要請を出すタイミング自体も遅い」と批判していた。

《杉山実》

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