大河ドラマ『青天を衝け』に出演中の堤真一が、8日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK)で、主演・吉沢亮との初対面シーンについてコメントした。
栄一(吉沢)と、のちに彼の運命を変える円四郎(堤)は、第1話「栄一、目覚める」の冒頭で出会う。馬に乗って走る慶喜(草彅剛)と、側近である円四郎一行を、栄一と従兄の喜作(高良健吾)が懸命に追いかけ、馬上の慶喜に土下座しながら、自身が抱えている思いを伝える。
このときの撮影についてVTRでメッセージを寄せた吉沢は、「本当にそのシーンが、はじめましてだった」と、同作では堤との事実上の初対面だったと説明。「お互いの関係性の積み重ねが全くない状態で撮っていた」と語った。
これを受けて堤も、「あそこにつながる前のシーンを知らずに(撮っている)」と答え、「大体は聞いていたが、どういうやり取りがあったかはあとから知ることになる」と述べた。
また堤は「でも2人が大変だったんですよ。延々走っていましたからね、草履で」と草彅と堤を追いかけていた吉沢と高良について語り、「吉沢くん、あのとき足が血だらけになっていた。かわいそうに」と回顧。「俺は馬に乗ってるから楽なんだけど…」と振り返っていた。