韓国のゴールデン・グローブ賞とも呼ばれる第57回百想芸術大賞の授賞式が5月13日に開催された。
注目は、9作品15部門にて23ノミネートされていたNetflix独占配信中の作品。映画『ザ・コール』主演のヨンスク役チョン・ジョンソは女性最優秀演技賞、『人間レッスン』でギュリ役パク・ジュヒョンが女性新人演技賞を受賞。『サイコだけど大丈夫』サンテ役のオ・ジョンセは助演男優賞、『悪霊狩猟団カウンターズ』メオク役ヨム・ヘランは助演女優賞、そして『サイコだけど大丈夫』ムニョン役ソ・イェジと『スタートアップ:夢の扉』ジピョン役キム・ソンホの2人はTiKToK人気賞を、それぞれ受賞した。
ほか、技術部門では『サイコだけど大丈夫』がコスチューム賞、映画『スペース・スウィーパーズ』が特殊効果賞を受賞している。
なお、『人間レッスン』(2020年4月29日より全話独占配信中)は、日本で社会現象を巻き起こした『梨泰院クラス』グンス役で注目を集めたキム・ドンヒ主演で、大金を稼ぐために犯罪行為に手を染めた高校生たちを描いた衝撃作。新人演技賞を受賞したパク・ジュヒョンは、真面目な高校生ジスの同級生ギュリを演じている。裕福な家庭で育ち完璧主義の両親に嫌気がさしていたギュリは、ジスの秘密をかぎつけ自身も危険なビジネスに乗り込んでいく。
また、映画『ザ・コール』(2020年11月27日より独占配信中)は、『#生きている』「アルハンブラ宮殿の思い出」でヒロインを演じたパク・シネ、そして百想芸術大賞で女性最優秀演技賞を受賞したチョン・ジョンソ主演の時空を超えたミステリーサスペンス。チョン・ジョンソは連続殺人犯を怪演。20年という時間を超え、一本の電話で同じ家に暮らすソヨン(パク・シネ)と繋がっていく。