藤田ニコルが、7日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演。ファン対する想いを打ち明けた。
通称“にこちゅう”と呼ばれるニコルのファン。その存在について本人は、「いなかったら何も頑張れなかった。仕事の意欲もなくなり、辞めていると思う」と、心の支えであることを告白。さらに3ヵ月に1回はファンとの交流を図っているという彼女は、「顔も名前も何回か来てくれたら分かる」のだとか。
ここで彼女は、あるファンとのエピソードを披露。周りから“ななみん”と呼ばれていたその女性は、ニコルがTwitterでつぶやけば毎回反応。イベントを開いても1番目に来てくれるほどだった。
だが、いつものように、イベントに来てくれた2日後、“ななみんさん”は致死性の不整脈で倒れ、帰らぬ人に。当時15歳だったという。生まれたときから難病指定されている病気と闘ってきた彼女の元気の源は、ニコルだった。
ニコルはその母親のこともよく知っていたため、ななみんさんの他界後、彼女の自宅へ弔問に訪れたそう。するとそこには、ななみんさんが生前集めていたニコルのグッズや記事の切り抜き、さらにTwitter上で何気なく返したメッセージをコピーして飾ってあったのだとか。
「私的にはさっと返した一言だけど、その子にとってはコピーするまで大切な物だったんだ」と実感したと話していた。