伊藤沙莉が、12日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。幼少時代の壮絶な過去を語った。
「もともと色々あった家庭だった」という伊藤。これについて事情を聞いてみると、今は亡き父親が「若干やらかして飛んだ」と、いなくなってしまったと告白。ただ、そのとき彼女は2歳。物心ついたときから、父親はいなかったという。
これによって家族は家を追われてしまったことから、一家は離散。伊藤は母の幼なじみの家へ、兄で芸人オズワルドの伊藤俊介と姉は、兄のサッカー仲間の家へ、そして母と伯母は会社にそれぞれ身を寄せることになったそう。
当時2歳だった伊藤も、その頃の記憶は鮮明に残っているそうで、「なんで私だけ1人なんだろう」と孤独を感じていたという。つらい時期がどのくらい続いたのか聞かれると、「(実際は)体感より短くて3ヵ月とか」と回答。
母と伯母は、ほとんど寝ずに働き、結果ボロボロのアパートだったが、再びみんなで一緒に暮らすことができたそう。伊藤は「何より家族で住めるということが本当に嬉しかった」と回顧。現在は、そんな母と伯母のために本気で一軒家を建てることが夢だと語っていた。