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昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏が、13日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。コロナ対策について語った。
猛威をふるうデルタ株。これについて二木氏は「デルタ株が強いということは、世界の例を見て分かっていたわけですから、この状況は予測しなければいけません」と主張。
その上で同氏は「災害」という言葉を持ち出し、「自然災害は予測できないんです。突然ある日やってくるわけです」と持論。「ですが、この(コロナという)災害は1年半前から今の状況を予測しなきゃいけないんです。ですから、この対応に当たっている人の想像力が乏しい。これが今の状況を生んでいると思います」と、政府がコロナの感染爆発を引き起こしていると痛烈批判。
これに際して分科会の尾身茂会長は「東京都の人流を7月前半のおよそ5割にすべき」と提言していたが、二木氏は「飲食店や百貨店などクラスターが出たところだけをターゲットにしていていいのか」と投げかけ、「それ以外にも感染を起こしている場所があるのでは」と推論。
「例えば電車の中だって分かりません」「それからイベント。娯楽遊興関係にも比較的、人数制限も緩んだままになっていますよね。その辺も見直さなくていいのかと。もう少し厳しい規制をかけないと5割はとてもじゃないけどいかないと思います」と論じていた。