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ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」は、『九人目のジェダイ』を22日より独占配信スタートする。このほど、同作の場面写真、そして全く明かされてこなかったストーリーの一端が明かされた。
同作は、日本を代表する7つのアニメスタジオが独自の“ビジョン”で9つの新しい物語を描いたプロジェクト『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の一つ。ストーリーは、ジェダイ騎士団の復活を計画する辺境伯ジューロから古代の武器ライトセーバーを進呈すると呼びかけられ、7人のジェダイが辺境惑星「ヒ・イズラン」の空中神殿に集まるところから展開。同じ頃、セーバースミスのジーマが、ジューロの命を受けライトセーバーを完成させていた。だが、シスの復活を目論むジェダイハンターによりジーマは捕らえられてしまう。ライトセーバーを託されたジーマの娘・カーラは、追手から逃れて空中神殿に向かうのだが…。
解禁された場面写真では、緑色のライトセーバーを手にスピーダーのようなビークルに乗って追手から逃げる女の子“カーラ”の姿が描かれている。同作の時代設定は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以降の物語。ようやくライトセーバーを完成させた父親から、突然それらをジェダイに届けるよう託されたカーラは空中神殿に向かっていくが、彼女には一体どんな運命が待ち受けているのか?
「スター・ウォーズ」シリーズによく登場するスピーダーのような乗り物やライトセーバーなどが登場したり、7人のジェダイたちが描かれたりするなど、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を見たことでアニメーション監督を目指したという、日本のアニメ界を牽引するスタジオ「プロダクションI.G」の神山健治監督。同作について「『スカイウォーカーの夜明け』より未来の話として、『スター・ウォーズ』を象徴するライトセーバーとジェダイをテーマに描きたいと思いました」と作品の着想を明かしている。
また、同作にはジーマ役に三木眞一郎、ナレーションに大塚明夫など、ベテラン声優が参加。神山監督は「ベテランの声優さんにはやはり作品にすごく厚みを出してもらえたと思います。何を目的として演じてもらうかということを説明する際に、黒澤映画という『スター・ウォーズ』の大元のモチーフにもなっている部分を意識しているキャラクターなんですというお話をし、声優の皆さんにはおそらく燃えるものを感じていただけたのではないかと思います。大塚さんには、『スター・ウォーズ』のオープニングロールに代わる演出として、冒頭のナレーションを担当してもらいましたが、最初の最低限のルール説明になる鍵となる部分であり、その声の説得力をもって、観ている方の頭に気持ちよく入ってくるのではないかと思います」と、声優への期待が高まるコメントも寄せている。