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15日、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第33話が放送。安子(上白石萌音)が勇(村上虹郎)との結婚が近づきつつあることが分かり、ネットは騒然となっている。
安子の娘・るい(古川凛)が春から私立小学校へ上がる。その制服を、雉真繊維が一手に引き受けることになったという。この契約に際して千吉(段田安則)は、「勇がようやってくれた」と、勇の尽力があったと語る。
雉真繊維はその他にも販路を拡大し、業績は右肩上がり。「それもこれも野球部で培われたチームワークのたまものです。勇坊ちゃんには何の心配もありませんなあ」と社員からも評価される千吉は、このあと、勇に「嫁をもらえ」と勧める。
「どこの誰じゃ?父さんのことじゃ、もう相手の目星はつけとるんじゃろう」と返す勇に、千吉は「安子さんじゃ。安子さんと一緒んなれ」と持ち掛ける。勇は思わぬ相手に笑いながら、「何じゃ何じゃ何の冗談じゃ。父さんらしゅうもねえ」と呆れる。
だが千吉は至って冷静に、「未亡人になったおなごが、夫の兄弟と再婚するんはそないに珍しい話じゃねえ。お前にとって安子さんは、ただの幼馴染じゃねえんだろう。とうに分かっとった。……おめえが『稔と安子さんを一緒にさせたってくれ』て、頼みに来たときからのう」と告げる。
1人部屋に残った勇は、稔(松村北斗)の遺影を見ながら「兄さん…」と語りかける。最後のナレーションは「勇の心に、1つの大きな決意が芽生えていました」で終わる。
この展開に視聴は騒然。勇に対して「どうなるんだ、千吉さんに安子と結婚しろと言われてしまった」と思いを寄せ、安子にも「かなり戸惑うだろうな」「あんな素敵な稔さんとの思い出を抱えたままじゃ無理だよ……」「勇ちゃんと千吉さんだけで話し進めても安子の気持ちはどうなのか…?」と気に掛ける声も。一方、千吉には「勇ちゃんの本心を見抜いてたのね」「お見通しだったのか 」という意見も寄せられた。
16日放送の第34回。5年間続いた『カムカム英語』が終了。心の支えを失った安子のもとに、英語教室を始めるロバート(村雨辰剛)から、英語のテキスト作りを手伝って欲しいという話が舞い込む。