NHK、特集ドラマ『二十四の瞳』を土村芳主演で制作スタート | RBB TODAY

NHK、特集ドラマ『二十四の瞳』を土村芳主演で制作スタート

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 土村芳が主演するNHK特集ドラマ『二十四の瞳』の制作がスタートした。

 1954年(昭和29年)に公開された『二十四の瞳』は、壺井栄の原作を監督・木下惠介が映画化。昭和初期の物語だが、そこで描かれる貧困・差別・弾圧などは現代にも通ずる話題だ。物語の舞台は昭和3年、瀬戸内海の島。岬にある分校に、女学校を出たばかりの大石久子(土村芳)が教師として赴任してきた。キラキラ輝く瞳の12人の1年生は皆、明るく朗らかな久子にすぐに懐いた。自転車に洋服姿でさっそうと登校する久子は、保守的な村人たちからは敬遠されるが、子どもたちはいつも久子の味方であり心の支えであった。

 ある日、久子は落とし穴で骨折してしまい、本校に転任となる。久子に会いたい子どもたちは、8キロの道のりを歩いて会いに行き、その時に皆で記念撮影をする。数年後、岬の子どもたちは本校に通うようになり、久子と再会する。しかし忠君愛国が重んじられる時代の中、自由な発言をする久子は疎まれるようになり、教え子たちの卒業と共に教職を辞める。その後も久子は陰ながら教え子たちを見守り続けるが、12人はそれぞれの運命をたどることになる。

 特集ドラマ『二十四の瞳』は、NHK BSプレミアム/BS4Kにて、8月放送予定。3月にBS4Kにて先行放送も予定されている。

《KT》

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