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坂上忍が、14日放送の『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)の中で、自身のライフワークの途中経過について報告した。
それが動物保護。残りの人生を少しでもこれに充てるため、彼は8年間司会を務めてきた帯番組『バイキングMORE』(同系)を、今春で終了させることもすでに分かっている。坂上が私財を投じて購入したのは4500坪の土地。この一角に、自宅とは別の「第2の坂上家」を造るという。ここは行き場をなくした犬・猫を引き取り、新たな家族が見つかるまでの間大切に育てる「動物ファーストの家」。
家の広さは130平米。1階には保護犬20匹が生活する。屋根に設置されたドームからアルミパイプを通り、自然光を1階に取り入れるという、電気要らずの工夫も施されている。
上の2階は保護猫が人間と暮らすエリア。ここにも動物を愛する坂上ならではの発想が生かされている。それは、外の景色を見るのが好きな猫のため、片面が全てガラス張りになっている専用サンルーム。壁一面には磁石のパネルをはめ込んでキャットウォークを自由に配置できる。外のバルコニーには網を張り、猫が自由に走り回れる広大なキャットランもある。
家以外の敷地には芝生が敷かれ、池の一区画には様々な生き物と植物が共生する空間「ビオトープ」が。また2000平米のドッグランの中央には、犬の習性を生かした遊び場も。日陰や涼しい所を好む犬のために、太いパイプをトンネルに見立て、さらに丸太で出入り口を装飾。そこに全体的に土を盛って小山に。人間と犬が共に遊べるコミュニケーションの場を完成させた。番組最後に、その全ての完結編は近日公開と紹介されていた。