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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第68話が7日放送され、ひなた(新津ちせ)の妄想癖が爆発した。
英語教室に通いたいというひなた(新津)に、るいはラジオの『英語会話』を聴くことを薦め、番組のテキストを買い与える。一気にやる気が出たひなたは毎朝、学校に行く前に夢中になってラジオを聴いていた。
ところがラジオのために早く起きなければならないこともあり、肝心の学校の授業は寝てばかり。先生から「どうせ夜遅くまでテレビ見てたん違うんか?」と注意されると急に立ち上がり、「Everyday I get up early, turn on the radio at 6:45a.m」「and listen to the Englishconversation program」(私は毎日早起きして6時45分からラジオの『英語会話』を聴いているんです」など、寝てしまう理由について意気揚々と説明する。ところが流ちょうに英語を話しているのは、単なるひなたの妄想。先生から「何、口をパクパクさせてんねや?」と呆れられる。
またこの後もひなたは、テキストに出てくる男女の登場人物を、映画村で出会った美少年と自分に置き換えて脳内再生。なぜか映画村で、魚屋で買ってきたという刺身の舟盛りを少年に見せている場面を思い描いていた。
この後クラスメートの小夜子が、天神で偶然出会ったというその少年を連れて「大月」を訪ねてくる。奇跡の対面に言葉が出ない、ひなた。そしてビリーという少年と小夜子が英語で話している姿をうらやましそうに見ているしかなかった。ひなたが英語を勉強したいと言いだした訳を、るいはようやく理解する。
ネットでは「ひなたちゃんの妄想力豊かでたのしい」「ひなたの妄想癖はるいに似たのか?」といった声とともに、ひなたの切ない片思いも「ひなた頑張れ!さよちゃんは強いぞ」「小夜子ちゃんとビリーに入っていけないひなた 切ないね…」とエールが寄せられている。